使わない学生服は捨てる?学生服をリユースするメリットを紹介!

- 「卒業後の学生服の置き場に困っている」
- 「学生服を捨てずに済む方法はないの?」
そう思っている方がいることでしょう。
学生服を捨てる以外でおすすめな処分方法は、「リユース」です。
この記事を読むことで、学生服をリユースするメリットや、リユースする上での注意点などを知ることができます。
学生服を後悔せずにリユースするには、まず学生服のリユースについて、良い点も悪い点も知る必要があります。
学生服のリユースについての知識を身につけて、本当に学生服を必要としている方へバトンパスしていきましょう。
使わなくなった学生服を捨てるのはもったいない!
学校を卒業した後は、学生服を使う機会が一気に減ります。
学生服の多くが3年間以上使用されることが多く、なかなか捨てるにもつてる勇気が出ない方が多くいるのではないでしょうか。
不要になった制服を捨てることは、とてももったいないことです。
衣類ゴミや燃えるゴミなどで捨ててしまうと、灰になって廃棄物として取り扱われます。
少しでも自分が着ていた学生服を活用したい方は、これから紹介する学生服の「リユース」について、知識を深めていきましょう。
学生服を捨てる以外にどうすればいい?
使わなくなった学生服を処分する時、まずは初めに想像する処分方法が「捨てる」ことなのではないでしょうか。
正直いうと、学生服を捨てることはとても簡単なことであり、袋に学生服を詰めてゴミの日に出すのみです。
しかし学生服を捨てる方法は簡単であっても、捨てること自体に躊躇する方も中にはおり、できれば捨てる以外の処分方法を選びたいという方ももちろんいます。
そこで学生服を捨てる以外の処分方法が思いつかない方に、おすすめな学生服の活用方法をしていくのでぜひ参考にしてみてください。
学生服のおすすめな活用方法は、次の通りです。
- 知り合いに譲る
- 買取業者を利用する
- フリマアプリを利用する
- 学生服を寄付する
それでは各項目ごとに解説していきます。
知り合いに譲る
学生服を「知り合いに譲る」ことで、確実に学生服を次の使い主に手渡すことができます。
知り合いに譲る時は、学校の後輩に手渡すことが多く、通常3年間使用される学生服も3年以上の活用が可能です。
また譲る知り合いがいなくても、弟や妹のために学生服を置いておくこともできます。
ただし弟や妹に学生服を譲る場合は、おさがりを嫌がることも考えられるので、できるだけ汚さずに綺麗に扱うことも譲るためには必要です。
買取業者を利用する
「買取業者を利用する」ことで、学生服を手放すだけではなく、売ってお金にすることもできます。
買取業者の中には、学生服や制服の買取を専門に行っている業者もたくさんあり、宅配買取で非対人で利用できる買取サイトも。
しかし買取サイトの中には、良質な学生服でも安価の査定金額を提案し、買い取った学生服を高額で別サイトで売る「悪徳サイト」と呼ばれているサイトもあります。
そのため学生服を買取業者に売ろうかと考えている方は、売る前にしっかり事前調査をしておきましょう。
フリマアプリを利用する
学生服を手放す際、学生服を買取業者に売る方法以外に、「フリマアプリを利用する」方法があります。
フリマアプリで学生服を売ることで、自分で買取金額を決めることができ、取引が成立してから品物を送る仕組みになっており安心です。
しかしフリマアプリを利用することで、学生服の妥当な買取金額よりも安い価格で売ってしまったり、高い価格で売るもののなかなか売れないということもあります。
フリマアプリで上手に学生服を売るには、まずは自分が持っている学生服の相場価格を知ることが必要です。
他にも学生服の写真をきれいに撮影することで、取引が成立しやすくもなります。
学生服を寄付する
学生服を手放す方法には、学生服を「寄付する」方法もあります。
学生服を寄付することは、買取業者やフリマアプリを利用した時のようにお金になることはありませんが、本当に学生服を必要としている方の手に渡る確率が高いです。
寄付された学生服は、貧困家庭でなかなか新品の学生服を購入することができない子供たちの手に渡ります。
少しでも子供たちの笑顔を増やしたい方、学生服の活躍の場を広げたい方などは、ぜひ学生服を寄付してみましょう。
学生服をリユースするメリット
今回最もおすすめする学生服の活用方法は、「リユース」することです。
学生服をリユースすることで、学生服を手放す側や受け取る側にもメリットがあります。
学生服をリユースすることでどのようなメリットがあるのかを知って、学生服を手放すきっかけを作りましょう。
学生服をリユースするメリットは、次の通りです。
- 学生服を捨てずに済む
- 学生服を必要としている学生の手に渡る
- 子供たちに支援ができる
それでは各メリットについて、詳しく解説していきます。
学生服を捨てずに済む
学生服をリユースすることで、学生服をゴミとして捨てずに手放すことができます。
学生服を捨てることは、とても勇気のいることでもあり、なかなか処分できずにタンスやクローゼットに眠っていることもあることでしょう。
しかし学生服をリユースできる方法や機会があれば、手放すきっかけにもなること間違いなしです。
学校を卒業する前から学生服のリユース方法を調べておき、卒業後の学生服の処分方法を決めておくといいでしょう。
学生服を必要としている学生の手に渡る
学生服をリユースすることで、学生服の入手に困っている学生の手に渡る確率が高くなります。
学生服を地域のお店などに提供したり、寄付した後、そのお店が学生服を中古品として販売することで学生の手に渡る仕組みになっていることが多いです。
新品の学生服よりも安価で販売されるため、気軽に学生服を購入することができるとも言えます。
子供たちに支援ができる
学生服をリユースするために手放すことで、貧困家庭で困っている子供たちの支援につながることもあります。
貧困家庭で困っている子供たちは、ひとり親家庭であったり、両親を亡くしてしまったりと、事情はさまざまです。
しかしこれらの家庭で共通して言えることは、世帯ごとでの収入が少ないということ。
自分が着てきた学生服でも、喜んで来てくれる子供たちがいることを考えると、学生服のリユースも魅力的だと感じる方が多いのではないでしょうか。
学生服をリユースする時の注意点
学生服をリユース時、メリットの他に注意点もあるので、リユースする前に知っておくといいでしょう。
もちろんリユースすることのメリットは大きいですが、注意点を踏まえて置かないことで、メリットに繋がらない場合もあります。
そこで学生服を少しでも多くの人に使ってもらうために、リユースの注意点を紹介していくので把握しておきましょう。
学生服をリユースする時の注意点は、次の通りです。
- 学校名や氏名の刺繍を取っておく
- ポケット内に何も入っていないことを確認する
- 劣化が激しいとリユース不可能な場合もある
それでは各注意点について詳しく解説していくので、学生服のリユースを考えている方はぜひ参考にしてください。
学校名や氏名の刺繍を取っておく
学生服をリユースする際、事前に学校名や氏名の刺繍を取っておきましょう。
学校の刺繍をとっておくことで、別の学校の学生服にリメイクすることが可能である場合もあります。
また氏名の刺繍は、身分がバレないようにするためにも取っておくことが無難です。
学校によっては、氏名が刺繍されずにバッチなどで氏名を学生服につける場合もあるので、学校名や刺繍は必要に応じて取っておきましょう。
ポケット内に何も入っていないことを確認する
学生服をリユースする前に、ズボンやスカートのポケット、胸ポケットなどの中に何も入っていないことを確認しましょう。
ポケット内に何か入っていると、学生服を提供した先で処分されることになり、必要なものであっても取り返しのつかないことになってしまいます。
そのため学生服を手放す前に、自分が後悔しないためにも、1度でも全てのポケットの中身を確認しましょう。
劣化が激しいとリユース不可能な場合もある
学生服をリユースのために手放す際、学生服の劣化が激しすぎると、リユースできない場合もあるので要注意です。
学生服の回収自体を無料で行ってくれる業者はいますが、その後学生の手に渡るのかは学生服の状態によります。
少しでも学生服を学生たちの役に立たせたいのであれば、きれいに学生服を取り扱うようにしましょう。
また学生服をリユースする前に、学生服の汚れやゴミなどを自分で取っておくことも、新しい使い主を見つけるためのポイントでもあります。
学生服以外にリユースできるものとは?
実は学生服以外にも、さまざまな学校関係の用品をリユースすることができる場合もあります。
学生服以外のものをリユースする場合は、学生服のみを回収している業者ではなく、学校関係の用品全般を回収している業者の利用がおすすめです。
学校関係の用品をリユースすることができれば、一気にタンスやクローゼット、部屋を片付けることができ、新たに使ってくれる人への手へと渡ることもあります。
リユースすることができる学生服以外のものは、次の通りです。
- 園児服
- 体操服
- シューズ
- 帽子
- その他の学用品
それでは各項目ごとに解説していきます。
園児服
学生服は中学校や高校の制服として着用する制服ですが、保育園や幼稚園の制服として着用する「園児服」もリユースすることができます。
保育園児や幼稚園児は、園児服が男女兼用である場合も多く、男女の体格差もそれほど大きくはありません。
そのため園児服はリユースしやすいものとして注目されており、近年では中古の園児服を活用する家庭も増えています。
体操服
学生服とセットでリユースをおすすめするものが、「体操服」です。
体操服は学校指定であるものが多く、学生服とセットでリユースすることで、使い主にとっても1度で学生服と体操服を手に入れることが可能になります。
ただし体操服は体育の時間に使用されるものであり、土埃などで汚れてしまうことも多々あるため、学生服よりもリユースされにくいです。
シューズ
学生服以外に、「シューズ」も学校指定である場合もあり、新品でシューズまで買い揃えるとなると、どうしてもお金がかかってしまいます。
学校によっては、外履き用のシューズまで学校指定である必要がある場合もありますが、外履きようのシューズのみ中古のものを活用する方も。
学生服をリユース際には、学校指定のものはできるだけセットで売る、または寄付することをおすすめします。
帽子
小学生までであると、体育の時間に「帽子」を被らなくていけないことが多いです。
学校指定の帽子もあれば、赤白帽子といったさまざまな学校で使用されているものもあります。
帽子は学生服などと比べると、比較的新品のものでも安価で手に入れることができるので、帽子のリユースに対応していないことも。
その他の学用品
紹介したリユースできるもの以外に、絵の具セットや習字セット、リコーダーなどの学用品もリユース可能である場合もあります。
絵の具セットや習字セットなどは、絵の具の色が足りなかったり、墨や半紙がなくなってしまっても、リユースされやすいものです。
使い主は足りない色の絵の具などを買い足すだけで済むので、新品でセット丸々を購入する時よりも出費を抑えることはできます。
またリコーダーなどは、誰かが使用していたものと捉えられることで、リユースが難しい場合も。
学生服リユース店の利用者は増えている!
学生服を手放す上で、少しでも役に立てることができれば、気持ちよく学生服を手放すことができるのではないでしょうか。
今回は学生服を手放す方法として、「リユース」について紹介してきましたが、すでに学生服をリユースしたことがあるという方が多くいます。
学生服は学校指定の制服であるため、売りに出したとしても、限られた地域でしか売れないことがほとんどです。
確実に学生服を活用してもらいたいのであれば、「リユース」することをおすすめします。
後悔せずに学生服を手放すためにも、手放す前にメリットや注意点などを知っておきましょう。